natukusa

natukusaさんのエントリー

id:natukusaのミニブログ

--- fans

natukusa

natukusanatukusa

一回書いてみたら思いのほかハイクっぽい感触があったので、もうこのまま1年半越しの引っ越し先にしようかな。更新頻度は1年に1回とかだろうけど。
 
タイミングよく?リサガスさんのブコメに軽い同窓会気分になったのもあるかもしんない。
有村さんがいてコンビニ店長がいたころ+後3年くらいのはてなの空気を牧歌的に思ってるかというと思ってないんだけど(お二人自身のことは今でも好きです)、縄張り意識とその線引きルールは当時と変わってるなあと思う。
 
いま特にホットなのは「フェミ」なんかね。
ずいぶん前から定期的に話題になるモチーフだし、名乗ってる人ははてなにもいたけど、なんかもっとカジュアルに名乗る人が増えたし、ネット上でこれほどまでの塊になったのはたぶん初めてなんだろうか。
 
”SNSが論調を先鋭化させるのは、政治でも友達づきあいでもアニメのファン交流でも同じだけど、
なんというか「フェミニズム」もそこにきちゃうんだ?という驚きがある。そんだけ広まったこととの裏表かもしれない。”
SNSが論調を先鋭化させるのは、政治でも友達づきあいでもアニメのファン交流でも同じだけど、なんといういか「フェミニズム」もそこにきちゃうんだ?という驚きがある。そんだけ広まったこととの裏表かもしれない。 - natukusa のブックマーク / はてなブックマーク
 
これ書いたのが2019年6月。
元記事の話からフェミニズムがネット上で先鋭化するほどの塊になってることに驚いてるブコメなんだが、人によってはおせえよなんでしょうね。
でもやっぱり驚いたなあ。フェミニストという呼称が、どこかのまじめなメディアで描いてる活動家や研究者ではなく、SNSのクラスタと呼べるくらいの規模になってることが。font-daさんのブログ読んでるだけでも、ネットとの相性の悪さはひしひし伝わってたので、まさか、と。
当時の気持ちはどうだったかな。特に喜んでも悲観してるわけでもないと思う。ただただびっくりした。
 
よく、この対抗勢力に「オタク」とか「表現の自由」とか「反規制論者」があてられてるけど、たぶんその源流はレイプレイ騒動のあの流れがまだ生きてるのかなあと思うが、
なんかこう、自分の中では、その二つの勢力が向き合ってるって感じはなくて、「フェミ」と呼んでる・呼ばれてる集団と、「フェミ」を警戒している人たち(集団でさえない)という感じがしている。
「フェミ」がフェミニズムやフェミニストの歴史の中にどう含まれるのかは、私は識者じゃないのでわかんない。やべーなとおもってるフェミニストもいるだろう。特にここ数年で一気にTERFの存在が知れわたって、一緒にされたらまずいと思う人は増えてるだろうな。でも一緒にするからこそ対抗できると考える人もいるだろうし、それこそ自浄作用というやつなのでは。まあでもやっぱり私は識者じゃないのでなんともいえない。
 
なんだろうな、やっぱり、「昔、2ちゃんねるで女たたきしてました」系増田がよく書きがちな「ネットは俺たちのところで、女はあとから来た異物で侵略者」に形が近いけど出所が違う近いもの……と思っていた。
少し前によくばずったすももさんの記事は、明らかにあの2ちゃんねるに渦巻いてた理屈や構文をより丁寧に濾したような内容で、でも本人はおそらく2ch文化には直接触れたことそんなにないんだろうなと感じて。
あの掲示板に直接カキコしてないような人でも、そこで醸成された思想に染まるほどに考え方だけが広まってるのか……と感じた。
(ちなみに、そういうこと書いてる増田自身が当時本当にそういう意識だったかは疑わしいと思ってるんだがね。そうじゃないってわかってるけど、乗っかってるやつも相当数いただろうと)
 
その昔、「腐女子」や女性オタクを叩く風潮が強まった時に、叩いてる側のことを「(男性の)オタク」と呼ぶのはよくあったが、当時から「まとめサイトにたむろってるオタク層と、実際に同人活動したりイベントやコミュニティに実際に参加してるようなオタク層ってあんまり重なってなくない?」と思ってたし、当時ハイクでも書いたようなー気がするんだけどーどうだったかな。まあでも、思ってたんですよ。
だって、後者に属する特に男性たちは「いや……女性のオタクとかイベント行けば普通にいるじゃん……なに驚いてんの……」みたいな反応でしたよ。私の観測範囲である、数人の男性オタクの友人知人だけのサンプルで申し訳ないんだが。
行けば女性が一定数いるのはわかる機会はしばしばあるはずで、なのにネット記事みて「え!?そうなの!?」とわざわざ驚く人って、そういうとことの接点が薄いんじゃねえかなって当時も感じた。
それも気が付けば10年以上時間がたってて、時間がたてばたつほどこの両者は混ざりあっていったし、前者の体験こそはなくとも、前者を先人としてオタク業重ねてった若い人ももいたんだろうな~と感じることが増えた。それがすももさんみたいな世代なのかも。
 
話がそれすぎた。なんだっけ、そうそう、縄張り意識と線引きのルールね。
私自身、暫く離れてた時期もあるし、はてなで話題を呼ぶ主要メンバーが入れ替わってるから、知らんところのトレンドとか流れとか背景があって、「この話題は地雷」「この切り口はあっちの理屈」みたいなものが生まれてて、知らんうちに踏んでるんだろうと思う。
実際そうこうしてるうちに奇妙な思想に染まってることもあるから気を付けないとな~とは思うが、それにしてもよくわからんところにあるなと思う。私も年取ったからというのもあるかもしんない。
 
「フェミ」批判するなら、TERFの話だけでこの先100年分の鬼の首が取れるんだから、ガンガンそこつつけばいいのに、JKローリングのやべえ記事に日和ったこと言ってるはてなーばっかりだもんー。そこ今一番の弱点なんだからがんばってつけよ。私も応援するよ!
ラブタイツの件で美少女ものを愛好する女性に降りかかる同性からの抑圧にやっと気づいたはてなーも今になって同情してるようだが、別件に目を向ければ、同人女の同調圧力の被害者であるヌメさんには妙にあたりが強いよねはてなー。
一昔前にはてなでさんざん良くない良くないって言われてた同調圧力のわかりやすい被害例がヌメさんなんだが、あの頃声高に同調圧力よくない!って叫んでた人どこ行ったんだよ。今ここに現物サンプルがあるんですよ。一緒に対抗しようぜ!
 
とかなんとか、ここ2年弱の間に思ってたより書きたいことがたまってたみたい。