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すだこふつさんのエントリー

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勝手に引用

一隻の一万屯巡洋艦が数台の飛行機を放ちながら、支那東海に現れたと仮定すれば、わが中支貿易はたちまち払拭されるであろう。また一万屯巡洋艦に護衛された敵航空戦隊が帝都方面に対し奇襲を行なったとしたならば、どうであろうか、このような一万屯巡洋艦の奇襲的策動に対しては、主力艦の追躡攻撃も容易に効を奏しない、また潜水艦の待機雷撃、航空機の爆撃もすこぶる困難であって、一に同艦種である一万屯巡洋艦をもって対抗するほかに適切有効な方策を求め得られないのである。

この認識が正しいかはともかく、あの時代、重巡はこんな艦だと思われていた。
航続距離と速力が厄介で捕捉撃滅が難しく、英国は潜水艦と並んで存在その物の抹消を望み、日米は互いの数に怯え、守るために数を確保しようとした
ロンドン条約は外交的にはまずまずな妥協ではあったと思うが、対米英同率とは言え漸減邀撃の一翼を担う潜水艦の削減も相まって、ワシントン条約から10年で何とか再構築した防衛計画を白紙に戻された海軍の実務者にとっては悪夢だよね