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"勝手に引用" でひとこと

-- fans

sdkfz

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設計者にとりてこれらの基礎値においてその飛行機の目的に対して経験上譲り得ざる限度あり。試作烈風はこの限度を超えて無理なる設計を強要されたるが故に失敗せり。

これ、烈風改(A7M3-J)の計画説明書からなんだけど、このあと、こんな無理な要求また出しやがって、こんなんじゃ烈風改だって碌な飛行機にならねよ、お前ら夢見てんじゃねよ馬鹿ー、て続くの
クライアントの無茶ぶりにプレゼンでブチ切れたっといった趣で味わい深い……まぁ気持ちは分からんでもない
ただ問題なのは、海の向こうじゃこの「無理」を現実にした奴らが飛んでるんだ
妥協の産物なら、奴らに負けない程度の戦闘機なら既に紫電改がいる
烈風には奴らに勝って貰わにゃ困るのだ、それができないなら要らないんだ
sdkfz

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戦史叢書より、マル三計画の艦種別内訳
元は海軍省が帝国議会に提出した予算要求の説明書
これ1トン当たりの金額が書かれてます

でまぁあれ、議員の先生がトン当たりいくらって考えちゃうのは自然なことなのかもしれないねぇ……比較対象が根本的におかしいけど
Dusty

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狂人の真似とて大路を走らば、即ち狂人なり。悪人の真似とて人を殺さば、悪人なり。驥を学ぶは驥の類ひ、舜を学ぶは舜の徒なり。偽りても賢を学ばんを、賢といふべし。
yamodoki

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>>
自分でも何で涙が出てくるのかわからないですけど、自分で選んだ道ですので、後悔、悔いなどまったくないです。なんか矛盾してる涙なのでわからないですけど、とにかく楽しくて最高だったから、いま泣いてるんだと思います。ありがとうございます。
<(KUSHIDA退団会見「メチャクチャ充実していた8年間でした」KUSHIDAが1月末で新日本プロレスからの退団を発表。棚橋からの質問に涙……【1.7会見】 | 新日本プロレスリングより)<
sdkfz

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戦闘機の離発着が可能な飛行場が限られる中、戦闘機運用の柔軟性を向上させるため、短距離離陸・垂直着陸が可能な戦闘機(以下「STOVL機」という。)
を新たに導入する。
この際、隊員の安全確保を図りつつ、戦闘機運用の柔軟性を更に向上させ、かつ、特に、広大な空域を有する一方で飛行場が少ない我が国太平洋側を始めとして防空態勢を強化するため、有事における航空攻撃への対処、警戒監視、訓練、災害対処等、必要な場合にはSTOVL機の運用が可能となるよう検討の
上、海上自衛隊の多機能のヘリコプター搭載護衛艦(「いずも」型)の改修を行う。
~今期中期防より~

なんとも言い訳めいた文章なんだが、いずもを空母にするための言い訳ではなく
空自の本音は前半部分で、それを通すためにいずも云々とセールストークしてるような気がする
じゃ海自の本音はどこかというと

この赤線部分
無人機導入するよみたいなことは書いてはあるんだけど、艦に載せるとはこれしか書いてなくて何の説明もしてないのよ
アベンジャー導入するよとか一時期ニュースになってましたけど
米で開発中止になった機体なんてなんでまた候補に上がってるのかと首かしげてましたが、そういあれ艦載機型の計画もありましたねぇ
アベンジャー級の機体ならいずもに30機ぐらいは積めそうで、F-35よりもタチが悪そうです
正体不明で気味が悪いですね
yamodoki

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(スーパー・ササダンゴ・マシンvsアンドレザ・ジャイアントパンダが発表された際に)
>>
パンダの主食といえば笹。1日に約40キロ近い量を食べるというが、身長3メートルのアンドレザともなれば、その比ではない量を食べていることは容易に想像できる。そういった意味合いも込めてササダンゴは、「笹もまた絶滅危惧種だと思うんです」と力説。笹の気持ちに立って、笹代表として、巨大パンダに立ち向かうことを決意した。
さながら、笹とパンダの代理戦争だ。
<(週刊プロレス 2018 9/12号 No.1974)<
yamodoki

勝手に引用

>>
 ただね、俺が不思議に思ったのは、なぜ飯伏とケニーがこのタイミングでタッグを復活したんだろう、そして、なんで新日本はタッグを組ませちゃったんだろうって。
 昭和のプロレスをやってきた天龍源一郎は常々「プロレスは伝承文化だ」って偉そうに言ってきたけど、逆に進化するプロレス、22世紀へのプロレスを作っていくのは飯伏とケニーだと思うんだよ。オカダだとか内藤ではなく、たぶん俺が散々バーチャル・プロレスだと揶揄してきたこの2人なんだよ。
 例えばかつてはサーカスという言葉が一般的だったけど、いまじゃシルク・ドゥ・ソレイユのように、そのジャンルのなかで進化し、突出したものが代名詞になっている。
 プロレスに当てはめれば、今でもプロレスは従来のプロレスの枠を超えてないし、プロレスという言葉で語られている。
 ちょっと突飛な話かもしれないけど、未来の若者たちが「むかしプロレスって呼ばれてたヤツだね」といった感じで表現する、進化するプロレス、今とは違った闘いを生み出す可能性を持っているのが飯伏とケニーだと思う。新日本もそれを期待して大金はたいてケニーをWWEに行かせず、新日本に留まらせて、フリーの飯伏を使い続けているのかとばかり思っていた。
 だから飯伏とケニーが戦うことで進化するプロレスをもっと浸透させたり、違う表現ができたりとか、そういう期待をしてたけど、これがタッグを組んじゃうと、お互いがお互いを殺しちゃう。それがプロレスの何か不思議なところなんだよね。
>天龍源一郎『龍魂時評』 (週刊プロレス 2018年)04/04号 No.1949>
RASEN-KAIDAN

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私は自然と辺野古移設反対運動の中心的な存在になっていました。基地の前で赤いゼッケンを付けて、シュプレヒコールもしました。シュプレヒコールなどこれまでしたことがないので、タイミングがわからずに苦労しましたが、それでもだんだん慣れていきました。
保守の仲間からは、「おまえ、右ピッチャーだと思ったら、左ピッチャーだったんだな」とからかわれました。私は「いや、スイッチヒッターですよ」と言い返していました。
(翁長雄志『戦う民意』)
RASEN-KAIDAN

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私は自然と辺野古移設反対運動の中心的な存在になっていました。基地の前で赤いゼッケンを付けて、シュプレヒコールもしました。シュプレヒコールなどこれまでしたことがないので、タイミングがわからずに苦労しましたが、それでもだんだん慣れていきました。
保守の仲間からは、「おまえ、右ピッチャーだと思ったら、左ピッチャーだったんだな」とからかわれました。私は「いや、スイッチヒッターですよ」と言い返していました。
(翁長雄志『戦う民意』)
RASEN-KAIDAN

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僕は彼女が中学生の時、キリスト教精神に基づいて羽仁もと子が創設した自由学園を無理やり退学させられたのを思い出した。
「社会主義なのかどうかわからないけど、僕の思想体験の一番奥にあるのは性差別なんです。それは黙って見ていることはできない」
と僕は普段より素直になっていた。
(略)
「日本の革新思想は社会的差別には言及しても、不思議と性差別には関心が薄いところがある」
そう言って彼は首を傾げた。そう言われて僕は浅間山荘事件を思い出した。全貌が明らかになった浅間山荘事件、ひいては連合赤軍事件全体の中で、彼らの間に存在したと見られる性差別意識を明確に問題にした人は、いたとしても極めて少数派であった。

(辻井喬/堤清二『抒情と闘争』より。“僕”は堤清二、“彼女”は妹の堤邦子、“彼”は哲学者の森有正を指す。)
yamodoki

勝手に引用

>>
「親父がね、仕事が終わった後、毎日ビールを一本か二本飲むんです。あるとき、俺はこの歳まで酒を一度も旨いと思って飲んだことがないと言った。(中略)酔っぱらって帰ってよくお袋と喧嘩するのに、旨いも不味いもないだろうとその時は思っていた。今から考えれば親父なりの苦しさがあったのかなと」
 長州は少し間を置いた後、笑みを浮かべながら続けた。
「旨い酒でも楽しい酒でも、いつか底が見えますよ」
「底が見えるとは?」
ぼくは訊き返した。
「人間はみんな永遠に酒を飲めると思っているんでしょうね。やっぱり勢いがいいときは、どんな仕事の世界でも旨い酒を飲めます。でも、いつまでも旨い酒は飲めない。だんだん透明になって底が見えてきた」
 そして「ああ、ぼくは底が見えていますね」と小さく頷いた。
「だから缶珈琲で割ってしまおうかと」
 長州は泡盛を珈琲で、黒い液体が入ったグラスを揚げた。
<(asin:B073GL5QWM)<
yamodoki

勝手に引用

>>
どうも
効率的な試合ぶり 充実した私生活
プロレスラーです
独り身で寂しいプロレスラーのみんな
自分から動かないで良い結果出ると思ってない?
じゃあ質問です
蜜蜂は何もしないで蜜を手に入れてますか?
待つんじゃない 動くの

動いてごらん
結果は寄ってくるから

プロ‥レスラー
<(丸藤正道https://www.instagram.com/p/BaIdyBCFuQm/)<
yamodoki

勝手に引用

>>
では、なぜ五七五が最短定型になりえたか。これはあくまでも僕の仮説ですが、五に始まって七に行き、もう一度、五に帰る。このシンメトリ性にあるのではないか。これに対して、短歌は五七五七七で、内側に収斂しないで外に開いている。そこが短歌と俳句の違いの一つなのだと思います。俳句と短歌を併作していると二つの詩型の違いを聞かれることがしばしばあります。五七五で「別れてやる!」というのが俳句なら、下の句七七で「…でも別れられない」というのが短歌、だがら俳句は決断の詩型、これに対して短歌は未練の詩型、と答えることにしています。
<(高橋睦朗「沈黙に学ぶ」ASIN:B00NPOF5LC)<
yamodoki

勝手に引用

>>
 なぜ僕は、何かを犠牲にしていると判っていても、プロレスを続けているのだろうか。
 肉体の酷使、夜も眠れないようなプレッシャーとの戦い。もし身内に不幸があったとしても、目の前にリングがあり、お客さんがいて、入場曲がかかれば、僕は躊躇なく花道を進んでいくだろう。
 小さい頃、僕は目立ちたがり屋だった。無茶をしても、人の目を引きたかった。勉強も普通、運動能力も普通、そんな僕は毎日何かサプライズを考えている子どもだった。
 今になって、ようやく分かった。僕は人に期待されたかったんだ。友達に、両親に、そして、弟に……。期待されていないという不安な気持ちが強かったからこそ感じる、期待されることへの喜び。プロレスの声援とは、すなわち期待そのもの。応援があれば、何度だって立ち上がれる。プロレスラーになって改めて心に誓ったこと、それは「期待には期待以上で」だった。なのに必要とされているとき、いつも家族のそばにいない。それが今の僕だ。
<<
棚橋弘至『(小説)全力兄弟』asin:4107902420
matankichiy

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大人というものはどんなに苦労が多くても、自分のほうから人を愛していける人間になることなんだと思います。
いわさきちひろ「大人になること」
yamodoki

勝手に引用

>>
ボクはこう思う。
どんな嫌なことも過ぎてしまえば
すべて笑い話になるように
生きていくことの方が大切だと。

『そんな時は笑ってろ』

これでいい。
笑ってればどんなことも
そのうち本当に笑い話になる。

自分の中に色んなものを閉じ込めるな。

ボクGACKTだって
ハゲの一つや二つできる。
それでも、鏡を見て笑ってんだ。

『あはははは、ウケる〜』

これでいい。
<301 Moved Permanently<
yamodoki

勝手に引用

(山田ズーニー「おとなの小論文教室。2017-02-08-WED Lesson814  メンタルの強さは、自分にかける言葉の強さ」@ほぼ日刊イトイ新聞)

>>
「どちらの言葉を自分にかけるか?」

自分は、自分の言葉と
一生付き合っていかなければならない。

一瞬、一瞬、自分が自分にかける言葉が
1日、1か月、1年と降り積もると、

自分をふるいたたせるか、

自分で自分を消耗させてしまうか、

その差は大きい。
<http://www.1101.com/essay/<
yamodoki

勝手に引用

(「家庭料理のおおきな世界。 第8回 きれいかどうか。 2017-01-08-SUN」ほぼ日刊イトイ新聞 土井喜晴と糸井重里の対談より)
>>
土井
だから、わたしはいまの世の中の
「おいしい」に疑いがあるんですよ。
みんなよく「おいしいものを食べたい」
とか言いますけど、
ほんとに誰もがそないにおいしいもんを
食べたいんかなって。
糸井
それ、ぼくも思います。そこは怪しい。
土井
だからいま、まるで「おいしいブーム」みたいに、
食べることばかりが主役になってるのは
おかしいと思うんです。
「食べる人がえらい」みたいになってるけど、
ほんとの食の主役は作り手のほうじゃないかと。
だからほんとは作り手側がもっと
料理の意味を理解して、
たのしみながら作るべきだと思うんです。
糸井
はぁー。そうか。
土井
たとえばテレビなんかで
「受けがいい」言うてるパエリアみたいなん、
見栄えがいいだけで、作ってる最中、
ぜんっぜんおもしろくないと思うんですよ。
<http://www.1101.com/doiyoshiharu/<
yamodoki

勝手に引用

(「家庭料理のおおきな世界。 第2回 和食の2つの方向。 2017-01-02-MON」ほぼ日刊イトイ新聞 土井喜晴と糸井重里の対談より土井喜晴の発言から)
>>
で、和食の世界には基本的にいつも2つの方向があるんですね。ですからほんとうは常に毎回、そのどちらなのかを選ぶことが大切なんです。
(中略)
まずその片方が、いわゆる「穢れ(けがれ)をとる」方向ですね。
(中略)
白米もそのひとつで、日本人はもともと祝いの日にしか白米を食べてなかったんです。
(中略)
そして、もう片方が「まるごといただく」という方向ですね。
穢れも毒も栄養価も、ひとつのいのちにあるものはぜんぶ取り込んでしまおうという方向。「一物全体」の考え方です。
(中略)
そしてその2方向の考え方が、調理方法にも関わっているんです。
日頃は「もったいない」と、皮など食べられる部分はすべて食べるわけです。
だけどそれが日常ならば、人が集まるときは工夫をするわけですね。「今日はお客さんが来るから皮をきれいにむこう」とか。
(中略)
そして日本人は特にその「両面性への意識」がすごいと思うんです。
常に<生きようとする美意識>と<死のうとする美意識>の両方があって、それを、場合によっては、同時に重ねてたのしみ味わうこともあるのです。
<http://www.1101.com/doiyoshiharu/<
hide-psy

勝手に引用

いかなる政治的主張も含まないこの小説は、それにもかかわらず、陸軍省報道部の忌諱に触れて発禁処分を受け、私家版の頒布さえ禁じられた。おそらく検閲官は『細雪』の全篇の行間から流れ出る「日本における『よきもの』はことごとく不可逆的な滅びのプロセスのうちにある。だから私たちの最優先の仕事はそれを哀惜することである」という谷崎の揺るぎない作家的確信に、一種の恐怖を感じたのだろうと思う。この耽美的な書物のうちに黒々とした「日本の未来に対する絶望」を感知した検閲官の「文学的感受性」に対して私は一抹の敬意を示してもよい。

内田樹 新装版『細雪』解説(角川文庫)
301 Moved Permanently
sdkfz

勝手に引用

攻撃側の能力向上もあって、かつての「びくともしない」装甲艦はすでに成立せず、激しい戦いでは損耗を覚悟しなければならないから、軍艦は本来の使い捨て兵器にもどっていった。
この段階で、「不沈艦」というような表現は絵空事になるのだが、絵空事であるがゆえに人々の心には浸透しやすく、また莫大なカネを費やした数万トンもの軍艦を使い捨てられない現実との折り合いもあって、戦艦という存在は一種神格化していったのである。

新見志郎著「軍艦と装甲」より
yamodoki

勝手に引用

>>
俳人は路上でギターを弾き語りするソングライターではなく、「季語」と「それ以外」という二枚のディスクを選んでつなげるDJだ。DJの「心」は知識と選曲センスと技術にしかない。技術の否定イコール俳句の否定。言葉を自己都合で使う人はギターを持って路上に出てってくれ。
<<
(ISBN:4140883839)
hide-psy

勝手に引用

「悩んだ時は筋トレってアホか? 一時的に気分はスッキリするかもしれないけど悩みの根源は断てない」って思うじゃないですか? 違うんですよ。ほとんどの悩みは根源なんてない気分的な問題なんですよ。

「筋トレが最強のソリューションである」Testosterone (著)
hide-psy

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"「マウスから作った『AIM』(腎機能を改善するタンパク質)を投与するための動物薬の実用化に向けて、臨床研究を始めています。我々は三年後の実用化を目指しています。予防的にも腎臓が悪くなる五歳くらいからワクチンのように年に一回くらい定期で『AIM』を打つようになれば健康でいられると思います。今までの平均寿命が十五歳だから、これからは二十五年くらい生きる猫が増えるでしょう」
ニャンとも希望に満ちた話ではないか。"

猫の寿命が10年延びる東大研究チームの画期的論文~週刊文春11月24号
yamodoki

勝手に引用

番組最強スポーツ男子頂上決戦終了直後の佐野岳のツイートに熱いものがこみ上げてとまらない。
>>
それにしても、アクション映画でたいなーーー!
みんなも観たくない?
どなたか、僕に映画を!!!
あくまで役者です。 佐野岳にチャンスをーーーー!!
<<
いやほんまに。
わしは佐野岳と土屋太鳳のガチンコアクションをみたいんやっ
skbn

勝手に引用

12月10日、渋谷のTOHO CINEMASにて「フューリー」。(略)
早めに席に着くと、前方の右扉から、灰色の制服姿の女の子が1人で入ってくるのが目に入った。
(略)
肩までのボブに銀縁のメガネ。背負っていた大きな黒いリュックの外ポケットにはステンレスの水筒。リュックには小さなバッジが止めてあったが、なんのバッジかは確認できず。
(略)
女の子は文庫本を取り出して、読み始めた。何度か横目で確認した結果、ハヤカワ文庫から出ていたハインラインの『宇宙の孤児』である事が判明。
(中略)
この段階で、彼女の事を心の中で先輩と呼び始める。長い予告編の前後にくだらないアニメーション映像が流れると、先輩にこんなもん見せんなよといらっとし、その横顔を窺った。
(略)
「先輩、私はローガン・ラーマンが大好きなんです」

(松田青子著「ロマンティックあげない」隣の席の人)
skbn

勝手に引用

12月10日、渋谷のTOHO CINEMASにて「フューリー」。(略)
早めに席に着くと、前方の右扉から、灰色の制服姿の女の子が1人で入ってくるのが目に入った。
(略)
肩までのボブに銀縁のメガネ。背負っていた大きな黒いリュックの外ポケットにはステンレスの水筒。リュックには小さなバッジが止めてあったが、なんのバッジかは確認できず。
(略)
女の子は文庫本を取り出して、読み始めた。何度か横目で確認した結果、ハヤカワ文庫から出ていたハインラインの『宇宙の孤児』である事が判明。
(中略)
この段階で、彼女の事を心の中で先輩と呼び始める。長い予告編の前後にくだらないアニメーション映像が流れると、先輩にこんなもん見せんなよといらっとし、その横顔を窺った。
(略)
「先輩、私はローガン・ラーマンが大好きなんです」

(松田青子著「ロマンティックあげない」隣の席の人)
skbn

勝手に引用

12月10日、渋谷のTOHO CINEMASにて「フューリー」。(略)
早めに席に着くと、前方の右扉から、灰色の制服姿の女の子が1人で入ってくるのが目に入った。
(略)
肩までのボブに銀縁のメガネ。背負っていた大きな黒いリュックの外ポケットにはステンレスの水筒。リュックには小さなバッジが止めてあったが、なんのバッジかは確認できず。
(略)
女の子は文庫本を取り出して、読み始めた。何度か横目で確認した結果、ハヤカワ文庫から出ていたハインラインの『宇宙の孤児』である事が判明。
(中略)
この段階で、彼女の事を心の中で先輩と呼び始める。長い予告編の前後にくだらないアニメーション映像が流れると、先輩にこんなもん見せんなよといらっとし、その横顔を窺った。
(略)
「先輩、私はローガン・ラーマンが大好きなんです」

(松田青子著「ロマンティックあげない」隣の席の人)
sdkfz

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一隻の一万屯巡洋艦が数台の飛行機を放ちながら、支那東海に現れたと仮定すれば、わが中支貿易はたちまち払拭されるであろう。また一万屯巡洋艦に護衛された敵航空戦隊が帝都方面に対し奇襲を行なったとしたならば、どうであろうか、このような一万屯巡洋艦の奇襲的策動に対しては、主力艦の追躡攻撃も容易に効を奏しない、また潜水艦の待機雷撃、航空機の爆撃もすこぶる困難であって、一に同艦種である一万屯巡洋艦をもって対抗するほかに適切有効な方策を求め得られないのである。

この認識が正しいかはともかく、あの時代、重巡はこんな艦だと思われていた。
航続距離と速力が厄介で捕捉撃滅が難しく、英国は潜水艦と並んで存在その物の抹消を望み、日米は互いの数に怯え、守るために数を確保しようとした
ロンドン条約は外交的にはまずまずな妥協ではあったと思うが、対米英同率とは言え漸減邀撃の一翼を担う潜水艦の削減も相まって、ワシントン条約から10年で何とか再構築した防衛計画を白紙に戻された海軍の実務者にとっては悪夢だよね
hide-psy

勝手に引用

室井滋&西加奈子(関西弁)の朗読を聴いたのがきっかけで読んでみたよ\(^o^)/
- YouTube
hide-psy

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筋子なぞを、平気でたべる人の気が知れない。牡蠣の貝殻。かぼちゃの皮。砂利道。虫食った葉。とさか。胡麻。絞り染。蛸の脚。茶殻。蝦。蜂の巣。苺。蟻。蓮の実。蠅。うろこ。みんな、きらい。ふり仮名も、きらい。小さい仮名は、虱みたい。グミの実、桑の実、どっちもきらい。お月さまの拡大写真を見て、吐きそうになったことがあります。

皮膚と心 Kindle版
太宰 治
yamodoki

勝手に引用

>>
 棚橋がHARASHIMAと再戦するためにこの大家帝国の興行をセッティングしたのはDDTと、このスーパー・ササダンゴ・マシンだった。そして棚橋は試合後、花道を帰る途中でくるりと踵を返して「よし!」と自分に気合いを入れ、DDTの本部席でおもむろにマイクを取って「これからプレゼンテーションを始めたいと思います」と言ったのである。
 棚橋が花道で振り返って覚悟を決めたその表情、そしてDDTの本部席への階段を昇り始めた時、マッスル坂井(この日はササダンゴマシンではなく素顔のマッスル坂井として興行に関わっていた)を呼び出してプレゼンのセッティングを指示した時の震えをいまも私ははっきりと思い出すことができる。
 満場の後楽園が「まさか?」のクエスチョンマークで溢れていた。そしてそのまさかは現実のものとなった。新日本プロレスの棚橋弘至が、完全にプロレスのジャンルでいうならインディーの、相手の流儀に則ってプレゼンをやるというのであった。
<<
(三田佐代子「[https://cakes.mu/posts/13394title=戦いの先にある「理解」、この国のプロレスを背負う棚橋弘至の気高さ]」)
hide-psy

勝手に引用

サンドイッチの一番よく見える側面に具を見栄え良く挟んだだけで、反対側から開いてみると中身が見当たらない作り方を開発した企業は、その発想がいかに民の期待に応えていないか一回でいいので実際に食している姿を見にきてほしい。

壇蜜日記 (文春文庫)
sdkfz

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……そーかぁ「So What?」はSFだったのか……しらなかった……

第21回星雲賞コミック部門受賞について、著者わかつきめぐみ先生のコメント
yamodoki

勝手に引用

>>
湯浅 サードアイガールの時に「サタデー・ナイト・ライヴ」に出てたじゃん。見てるとさ、女の子のバンドにカッコイイおばさんが入っちゃったみたいなんだよ(笑)。パワフルなおばさんになっちゃったんだよ、プリンス。
安齋 そうそう、確かに。きれいだもんね。きれいだからでしょ、おばさんに見えるのは。
湯浅 男臭く年とった感じが全然まったくないからさ、おばさんに見えちゃうんだよね。
安齋 今回のことでアメリカってすごいなって思ったのは、今までずっとプリンスのこと気持ち悪いって言ってた人たちが、こんなかけがえのない才能を失った、って言ってて。ちょっと待ってくれよと。その前に一言ぐらい優しい言葉をかけてやってくれって。
湯浅 一言、生きてるうちに言ってやれよ、みたいなさ。
安齋 キモイキモイで来てるからねずっと。プリンスの場合は、出が変態だからね。
湯浅 そう。もうこの人テレビ出さないでください、みたいなところから始まってるからさ(笑)。
安齋 すごいでしょ。その戦いをずっとしてきた人だから。負けるわけがない、生きるということに関しても。
湯浅 自然体とか。そのままの君とか、そんなものじゃないよ。本来の自分とか、そんなこと言ってたら負けちゃうんだよ。
<<
(安齋肇×湯浅学「プリンスに較べられる人はプリンスしかいない」 asin:B01D5317FK)
yamodoki

勝手に引用

>>
 この本で言いたい最大のことは、「言いたいことがあるなら俳句なんて書くな」ということだ。あなたの俳句の最大の敵は、あなたの「言いたいこと」なのだ。
 俳句は言いたいことを言うための形式ではないし、まして「言わなければならないこと」を俳句にするなどというのは欺瞞もいいところである。
<<
(ISBN:4140883839 p.66)
yamodoki

勝手に引用

>>
一七音しかない俳句は定食屋の壁に貼られた「おしながき」のように一瞬で目に刺さる。音読なんかしてられない。音読では遅いのだ。
<<
>>
俳句で大事なのは、時間の経過じゃなくて字面。「短い」んじゃなくて「速い」。
<<
(ISBN:4140883839 p.69)
yamodoki

勝手に引用

>>
松岡(充) 仮面ライダーには数多くかかわらせてもらってるアーティストとして見てきたけど、主人公を演じた俳優たちにはみんな葛藤があって、いろいろ考えるところもあると思うんだ。でも、仮面ライダーの主役になった人って、その時点で次の仕事への優待券をもらってる。いろんなところに顔パスでいける権利があるんだと思う。でも、それだけで終わっちゃったら、その優待券を無駄にしてしまうことになる。
<<
(asin:4056109273 p.71)
yamodoki

勝手に引用

>>
「なんで流し素麺なんだ! そんなものがなんで必要なんだ!」
「夏の風情よ! 幻想的で無意味なところに味があるのよ!」
「もう十分だ! 無茶を言うのもたいがいにしろ!」
 山田川敦子は絵の具を彼に投げつけた。
「これができないと我慢できないの! この鼻孔から溢れがちの絢爛たるイメージをどうしてくれるの! 憤懣やるかたないのよ! 私、脳味噌がもうぱんぱんよ!」
 満座が注視する中、小長井は山田川に躍りかかり、両の鼻孔に指をさそうとした。意外に形の良い鼻をひくつかせて、彼女は悲鳴を上げた。「なにする!」
「内圧で脳味噌を吹っ飛ばしてやる。亡き者にしてやる」
「亡き者にされてたまるか!」
 高藪さんに羽交い締めにされた小長井に向かって、山田川は「これは最大のチャンスなのよ」と言った。「お願いだから一回だけ、好きなだけやらせてよ」
「劇団でやればいいだろう! 俺を巻き込むな」
「巻き込まれてくれるのは、あなたぐらいでしょう!」
 さすがの小長井も黙った。
 そうまで言われてはやむを得なかった。
<<
(asin:4087468453)
yamodoki

勝手に引用

>>
 だが開始早々、来栖君の席に小柴がやってきて、その頭を革靴で全力ではたいた。
「テメェふざけてんのか!? 相手が電話切ったら5秒以内で次の相手だっつったろ!」
 そういう役だと分かっていても、一瞬頭に血が上る来栖君だったが、見れば牛島も別の机の前で革靴をフルスイングしている。ふたりとも靴は履いているから、なんとご丁寧に「頭を叩く専用革靴」を用意しているようだった。
<<
(asin:B00UFNXAY0)


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