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こないだから、自分がフェミニズム的なものに関して別に嫌な感情とかないのはどういう理由か、と考えてて、ひとつには70年代の米国産ドラマをよく観てたからだと言ったけど、それ以外に、ごくありがちな風景として、地方都市で進学校に行くと女子は普通にフェミニズム的な考えになってしまう、ということがあると思うよ。現に自分の周りの女子はみんなそうだった。地方都市で女子が進学校に行っても、その後の選択肢がすごい限られてしまって、大学進学で上京できればまだマシな方だけど、みたいな現実で、当事者としてそういう考えにならざるをえないのよね。
同年代のこと、ここでよく書いてるけど、当時そういう考えだった女子のみなさんの今はどうなってるんだろう。あまり確認したことはないけど、まあ独身だったりの人も多いよね。キャリアウーマンど真ん中世代で、それこそ数限りないセクハラ・パワハラも受けただろうし、理不尽な制度と戦ったこともたくさんあったはず。僕はむかしからオバサマに人気のある子だったので、そういう話を聞く機会がとても多く、普通にそういう思想の中にいた。おそらく、同期の女子の人と今話しても似た内容になるんだろうなとは思う。でも僕ら高校の頃に、自分たちの将来がこんな日本になってるとか、あまり想像してなかった気がする。楽観的に「よくなっていくはず」と漠然と思ってた。でも、今の現状は「思ったほどは」よくはなっていない。でも、昔に比べて破格に良くなった、ということもたくさんある。そういう意味では、まだ未来について絶望はしてない。絶望してない、と思えること自体、僕らの世代がまだ幸せなのかもしれないけどね。