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昨日ですが、アイドルで有名になった曲が、オリジナルはダサいおっさんの歌だったと知って(Youtubeにオリ版があった)、ショックを受けてるファンの様子がFBで繰り広げられてて、自分の辛い過去を思い出すなど。

カバーされたほうが有名とか印象強いバージョンだと、そのオリジナルの人が歌ったりすると、イメージ崩れるからやめて欲しい、なんて理不尽なことは、よく言われたりする。そう考えるとアイドルのセルフ歌ってる私は、だましだましみんなに浸透させたのでうまくやってる方だろうと思ったけど、振り返るとそれには長い道のりがあったなあと。

僕の場合はカバーを歌ってたりすると「イメージぶち壊しだからやめてくれ」とよく言われたし、ほんとにイケてない男子だったから、歌関係では酷いことを本当にたくさん言われた。自分じゃ上手いと思ってるのに他人にはそう思われない。たぶんそれは表現方法とか丁寧さの問題なんだろうと、自分でもわかってるんだけど、でも出来ないのよね。自分は洋楽ロックばかり歌ってたので、日本語の歌の表現方法がわからなかったのよね。だから、英語の歌みたいにJPOPをぶっきらぼうに歌って、どこでも嫌がられた。でもそれで正しいと自分は思ってたんだよなあ。
まあそんなことが続いたから、ドラマー&ハモラーになってしまったんだと思う。ホテル時代より前までは、自分は歌で認められることは一生ないだろうとまで思ってたな。
そういう紆余曲折あっての今だから、「男子ヴォーカルは聴かないけどアナタの歌だけは受け付けられる」みたいに言われたり、アイドルセルフを歌っても拒否反応なく受けるのは、当時の自分からすればホント隔世の感があるなと。見た目から歌の語尾処理からキャラ作りから、そういうことをやっても拒否反応が起こらないように自分を作り上げていった努力が実ったのだよなと。そんなことを思った。