俊成（毒饅頭）さんのエントリー

関西のテレビを見ていると、ハイヒール・たむらけんじ・小籔千豊などNSC（吉本興業の養成所）出身の芸人は橋下徹氏に好意的な発言をする印象があります。恐らくは裸一貫から這い上がった橋下氏の境遇に自分を重ねてシンパシーを持ちやすいんでしょう。

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http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2013/08/24/kiji/K20130824006476460.html

それに比べて、落語家は橋下氏に懐疑的な発言をしている印象です。とりあえずは桂南光の記事だけありました。落語家は実力が備わらない時期に師匠に守られる経験をします。特に内弟子になると、厳しい修行の一方で師匠が衣食住を保障してくれます。更に師匠には、いずれ自分を越える実力と人気を得るかもしれない弟子を育てる責任があります。住民・国民に徹底した競争を求める橋下氏のスタンスとは対照的です。

もちろん養成所出身の芸人も先輩に可愛がられることはあるでしょうが、それは自分が努力・実績を積み重ねた結果であり、芸人の世界の慣習や制度によるものとは認識しづらいのではないでしょうか。