id:vlxst1224
【少し下品な長文です】
おれは乾燥肌であり、特にこの季節は水仕事のせいもあって手がよく荒れてしまう
その対策としてモイストローションを常に鞄に忍ばせている
仕事中、手が乾燥しそうになったら取り出して手に塗るのだが
周囲に香りが漂うことを気にして、いつもデスクの下に手だけ突っ込みゴソゴソやっている
アライグマしぐさを想像すればその様態が分かりやすいだろう
先程、いつものように塗ろうとしてカバンからボトルを取りだし、手で受けながらフタを開けると
「コピュッ」という外連味のある音を発しながらローションが飛散した
なんとか掌で受け止めたが、状況的にはどう見ても〇子です本当にありがとうございました状態
業務時間中、股ぐらに両手をかざし異音を立たせ白濁液を手に湛えた人間がそこに居るのである
文脈はどうあれ誰が見ても豪の者であり、社会的制裁待ったなしの狼藉であるが
幸いにして誰にも見られることはなかった
たまたま隣席の女子が欠勤していたことに安堵しつつ、素知らぬ風で液を塗り伸ばしたが
その貌には隠しきれない歪な笑みが浮かんでいた
おれは乾燥肌であり、特にこの季節は水仕事のせいもあって手がよく荒れてしまう
その対策としてモイストローションを常に鞄に忍ばせている
仕事中、手が乾燥しそうになったら取り出して手に塗るのだが
周囲に香りが漂うことを気にして、いつもデスクの下に手だけ突っ込みゴソゴソやっている
アライグマしぐさを想像すればその様態が分かりやすいだろう
先程、いつものように塗ろうとしてカバンからボトルを取りだし、手で受けながらフタを開けると
「コピュッ」という外連味のある音を発しながらローションが飛散した
なんとか掌で受け止めたが、状況的にはどう見ても〇子です本当にありがとうございました状態
業務時間中、股ぐらに両手をかざし異音を立たせ白濁液を手に湛えた人間がそこに居るのである
文脈はどうあれ誰が見ても豪の者であり、社会的制裁待ったなしの狼藉であるが
幸いにして誰にも見られることはなかった
たまたま隣席の女子が欠勤していたことに安堵しつつ、素知らぬ風で液を塗り伸ばしたが
その貌には隠しきれない歪な笑みが浮かんでいた