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2019年12月4日。
遺書を書いた日。
突発的な自殺願望である日ふと死んでしまったら、誰にもお礼が言えない、死にたかったことすら気付いてもらえないかもしれないと思ったから。
書けば何か変わるかもしれないという期待。
可愛い便箋と封筒を選ぶ。
お礼と謝罪と左様なら。
死んでもいい日を決めたらとっても楽になった。
皮肉。
今までにも死にたかったことは何度かあるけれど、その度に、死にたくなくなって、「生きたくない」から「生きたい」に変わっていくことを知っている。
本当は死にたい訳じゃないことを願った。
遺書は私の『本当は生きたい』の証だと思って死ぬ日までお守りにしようと思った。
穏やか。