平清盛
宮島に渡る時は「数百年前、松山ケンイチもこの海を渡ったのだなぁ」と感慨に耽り、能の舞台を見れば「ここで松山ケンイチも能を奉納したのだろうか」と思いを馳せる。
思ったより、このドラマはワイの中に残っているんだなぁ。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/b/babi1234567890/20180503/20180503112919.jpg
思ったより、このドラマはワイの中に残っているんだなぁ。
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平清盛
・冒頭はすでに頼朝に降った頼盛。
裏切り者の汚名をかぶってでも平家の血を守ることが彼の「一蓮托生」。
・「生霊とは便利なもの」。確かに……。
・入水を前に凛とした時子。安徳天皇の入水の話はやっぱり胸が詰まる。
・壇ノ浦で海に沈んだのは草薙の剣ではなく、清盛の剣だったということか。
・「海の底の都」で一門や仲間たちと再会した清盛。一門の顔を一人ずつ映すところがよかった。
・小兎丸(の子孫?)が手に握っていたのは明の「永楽通宝」。日明貿易の象徴か。
・最終回は源平合戦のクライマックスを駆け足でやったけど、このキャストで源平合戦をじっくり見たかった。いつかこのキャストで大河ドラマ「源頼朝」、または「北条政子」をやってくれないかなあ。
大河ドラマで扱われることが少ない平安時代ということもあり、またどの俳優も名演技で、新鮮な大河ドラマでした。最初の数回は見ていなかったので、ぜひ第一話からまた見直したいですね。
正月の総集編が楽しみです。
裏切り者の汚名をかぶってでも平家の血を守ることが彼の「一蓮托生」。
・「生霊とは便利なもの」。確かに……。
・入水を前に凛とした時子。安徳天皇の入水の話はやっぱり胸が詰まる。
・壇ノ浦で海に沈んだのは草薙の剣ではなく、清盛の剣だったということか。
・「海の底の都」で一門や仲間たちと再会した清盛。一門の顔を一人ずつ映すところがよかった。
・小兎丸(の子孫?)が手に握っていたのは明の「永楽通宝」。日明貿易の象徴か。
・最終回は源平合戦のクライマックスを駆け足でやったけど、このキャストで源平合戦をじっくり見たかった。いつかこのキャストで大河ドラマ「源頼朝」、または「北条政子」をやってくれないかなあ。
大河ドラマで扱われることが少ない平安時代ということもあり、またどの俳優も名演技で、新鮮な大河ドラマでした。最初の数回は見ていなかったので、ぜひ第一話からまた見直したいですね。
正月の総集編が楽しみです。
by 電羊齋
平清盛
・冒頭はすでに頼朝に降った頼盛。
裏切り者の汚名をかぶってでも平家の血を守ることが彼の「一蓮托生」。
・「生霊とは便利なもの」。確かに……。
・入水を前に凛とした時子。安徳天皇の入水の話はやっぱり胸が詰まる。
・壇ノ浦で海に沈んだのは草薙の剣ではなく、清盛の剣だったということか。
・「海の底の都」で一門や仲間たちと再会した清盛。一門の顔を一人ずつ映すところがよかった。
・小兎丸(の子孫?)が手に握っていたのは明の「永楽通宝」。日明貿易の象徴か。
・最終回は源平合戦のクライマックスを駆け足でやったけど、このキャストで源平合戦をじっくり見たかった。いつかこのキャストで大河ドラマ「源頼朝」、または「北条政子」をやってくれないかなあ。
大河ドラマで扱われることが少ない平安時代ということもあり、またどの俳優も名演技で、新鮮な大河ドラマでした。最初の数回は見ていなかったので、ぜひ第一話からまた見直したいですね。
正月の総集編が楽しみです。
裏切り者の汚名をかぶってでも平家の血を守ることが彼の「一蓮托生」。
・「生霊とは便利なもの」。確かに……。
・入水を前に凛とした時子。安徳天皇の入水の話はやっぱり胸が詰まる。
・壇ノ浦で海に沈んだのは草薙の剣ではなく、清盛の剣だったということか。
・「海の底の都」で一門や仲間たちと再会した清盛。一門の顔を一人ずつ映すところがよかった。
・小兎丸(の子孫?)が手に握っていたのは明の「永楽通宝」。日明貿易の象徴か。
・最終回は源平合戦のクライマックスを駆け足でやったけど、このキャストで源平合戦をじっくり見たかった。いつかこのキャストで大河ドラマ「源頼朝」、または「北条政子」をやってくれないかなあ。
大河ドラマで扱われることが少ない平安時代ということもあり、またどの俳優も名演技で、新鮮な大河ドラマでした。最初の数回は見ていなかったので、ぜひ第一話からまた見直したいですね。
正月の総集編が楽しみです。
by 電羊齋
平清盛
ラストが小兎丸だったんですが、この親子と海賊たちは常に清盛とタメ口で話していました。
このような律令制度の外に生きる人々(僧侶も?)を本格的に描いたドラマは初めてではないでしょうか。タメ口に象徴されるように、あくまで清盛に従うのではなく対等の協力関係なのがミソです。だからこそ大輪田の泊を慌てて造ろうとして強権的になった清盛に反発する場面が描けたのだろうと思います。鎌倉時代末期の悪党などがそうですが、私がファンの網野善彦さんがそんな人々に注目されていました。本格的に利用したのは後醍醐天皇らしいです。
『あの時代を書くってことは、だいたいほとんどが『原作・網野善彦』になるじゃん』と書かれたブログもありました。網野さんはもう亡くなられていますが、『律令の中のはぐれ者である清盛が、律令の外で生きる人々の力を借りて世を変えてゆく』そんなドラマを見せてくれました。
このような律令制度の外に生きる人々(僧侶も?)を本格的に描いたドラマは初めてではないでしょうか。タメ口に象徴されるように、あくまで清盛に従うのではなく対等の協力関係なのがミソです。だからこそ大輪田の泊を慌てて造ろうとして強権的になった清盛に反発する場面が描けたのだろうと思います。鎌倉時代末期の悪党などがそうですが、私がファンの網野善彦さんがそんな人々に注目されていました。本格的に利用したのは後醍醐天皇らしいです。
『あの時代を書くってことは、だいたいほとんどが『原作・網野善彦』になるじゃん』と書かれたブログもありました。網野さんはもう亡くなられていますが、『律令の中のはぐれ者である清盛が、律令の外で生きる人々の力を借りて世を変えてゆく』そんなドラマを見せてくれました。
by 俊成(毒饅頭)
平清盛
ラストが小兎丸だったんですが、この親子と海賊たちは常に清盛とタメ口で話していました。
このような律令制度の外に生きる人々(僧侶も?)を本格的に描いたドラマは初めてではないでしょうか。タメ口に象徴されるように、あくまで清盛に従うのではなく対等の協力関係なのがミソです。だからこそ大輪田の泊を慌てて造ろうとして強権的になった清盛に反発する場面が描けたのだろうと思います。鎌倉時代末期の悪党などがそうですが、私がファンの網野善彦さんがそんな人々に注目されていました。本格的に利用したのは後醍醐天皇らしいです。
『あの時代を書くってことは、だいたいほとんどが『原作・網野善彦』になるじゃん』と書かれたブログもありました。網野さんはもう亡くなられていますが、『律令の中のはぐれ者である清盛が、律令の外で生きる人々の力を借りて世を変えてゆく』そんなドラマを見せてくれました。
このような律令制度の外に生きる人々(僧侶も?)を本格的に描いたドラマは初めてではないでしょうか。タメ口に象徴されるように、あくまで清盛に従うのではなく対等の協力関係なのがミソです。だからこそ大輪田の泊を慌てて造ろうとして強権的になった清盛に反発する場面が描けたのだろうと思います。鎌倉時代末期の悪党などがそうですが、私がファンの網野善彦さんがそんな人々に注目されていました。本格的に利用したのは後醍醐天皇らしいです。
『あの時代を書くってことは、だいたいほとんどが『原作・網野善彦』になるじゃん』と書かれたブログもありました。網野さんはもう亡くなられていますが、『律令の中のはぐれ者である清盛が、律令の外で生きる人々の力を借りて世を変えてゆく』そんなドラマを見せてくれました。
by 俊成(毒饅頭)
平清盛
非常に楽しく見たドラマでした。
衣装や効果も素敵でした。鬼のような脚本には色々いいように弄ばされましたw 最終回はオカルト無しで描いて欲しかったというのが正直な感想ですけれど。
何と言っても素晴らしかったのは役者さん達。清盛、鳥羽院、悪左府、信西…素晴しいキャラを上げればキリがありません。
楽しかったですねぇ。
最後に、中~終盤の鬱展開を乗り越えられたことを始めとして、ハイクの方々と一緒だったことでより楽しく観ることができました。ありがとうございました。
衣装や効果も素敵でした。鬼のような脚本には色々いいように弄ばされましたw 最終回はオカルト無しで描いて欲しかったというのが正直な感想ですけれど。
何と言っても素晴らしかったのは役者さん達。清盛、鳥羽院、悪左府、信西…素晴しいキャラを上げればキリがありません。
楽しかったですねぇ。
最後に、中~終盤の鬱展開を乗り越えられたことを始めとして、ハイクの方々と一緒だったことでより楽しく観ることができました。ありがとうございました。
平清盛
『双六が終わるとき』は清盛の台詞「惣官職を置く」に表れる構想力が気になりました。
1181年には宗盛が畿内惣官に任じられています。畿内五国・近江・伊賀・伊勢・丹波の軍事指揮権を認められており、終盤双六で後白河法皇に勝った清盛が求めた、武士が世を決めるための法の根拠であったと言えます。時代考証を担った本郷和人さんは、畿内惣官を頼朝の征夷大将軍に匹敵する役職と書かれています。(本郷さんは『福原幕府』、高橋昌明さんはそれより少し早い『六波羅幕府』であったと言われています。)
本郷さんも頼朝の武士の世は清盛を参考にしたとの立場ですが、最晩年の清盛ではなく、なろうとして諦めざるを得なかった清盛の理想の姿を目標にしているので、そこに清盛の哀しさが滲みます。しかし清盛も王家に負けるなら死にきれないが、同じ武士である源氏に敗れるなら本望かもしれません。
西行・待賢門院堀川局・藤原俊成と百人一首に名を連ねる人たちが続々登場。保元の戦の折 “図書允俊成” という人物がいたので、藤原俊成かと思いましたが悪左府頼長の家臣でした。ちなみに私の本名の一字は俊成に由来します。
by 俊成(毒饅頭)
平清盛
『双六が終わるとき』は清盛の台詞「惣官職を置く」に表れる構想力が気になりました。
1181年には宗盛が畿内惣官に任じられています。畿内五国・近江・伊賀・伊勢・丹波の軍事指揮権を認められており、終盤双六で後白河法皇に勝った清盛が求めた、武士が世を決めるための法の根拠であったと言えます。時代考証を担った本郷和人さんは、畿内惣官を頼朝の征夷大将軍に匹敵する役職と書かれています。(本郷さんは『福原幕府』、高橋昌明さんはそれより少し早い『六波羅幕府』であったと言われています。)
本郷さんも頼朝の武士の世は清盛を参考にしたとの立場ですが、最晩年の清盛ではなく、なろうとして諦めざるを得なかった清盛の理想の姿を目標にしているので、そこに清盛の哀しさが滲みます。しかし清盛も王家に負けるなら死にきれないが、同じ武士である源氏に敗れるなら本望かもしれません。
西行・待賢門院堀川局・藤原俊成と百人一首に名を連ねる人たちが続々登場。保元の戦の折 “図書允俊成” という人物がいたので、藤原俊成かと思いましたが悪左府頼長の家臣でした。ちなみに私の本名の一字は俊成に由来します。
by 俊成(毒饅頭)
平清盛
第四八回『幻の都』と第四九回『双六が終わるとき』、また録画視聴で続けて観ました。
『幻の都』は何と言っても宗盛、もう言葉がありません。感心させられた場面や台詞は数あれど観ながら号泣してしまったのは初めてです。兄の重盛と比べられ自分の不甲斐なさや弱さをわかっている、だがそんな自分だからこそ誰よりも一門を大事だと思っている、そんな思いが伝わって来ました。後世からみればなぜ凡庸な宗盛が頭領で居続けられたのか、(知盛や維盛に取って代わられなかったか)気になりますが、彼の思いを見て一門皆が宗盛を支えようと感じたのだろうなと思えてきました。自分も彼の郎党になって支えようという衝動が湧きました。
『平安京に帰りましょう』の後に『六波羅に帰りましょう』と重ねる、『六波羅』が彼の全てなんですね。壇ノ浦では更に評判を落としますが、それも一門のために誰よりも最後まで生き残らなければならないと思った故かもしれません。
しかし頼朝が清盛への尊敬の念を隠さなくなると、そんな宗盛の善意による還都が清盛にどうしようもない喪失感を生んでしまう、清盛への諌心が清盛を否定してしまうのもこのドラマの魅力です。
『幻の都』は何と言っても宗盛、もう言葉がありません。感心させられた場面や台詞は数あれど観ながら号泣してしまったのは初めてです。兄の重盛と比べられ自分の不甲斐なさや弱さをわかっている、だがそんな自分だからこそ誰よりも一門を大事だと思っている、そんな思いが伝わって来ました。後世からみればなぜ凡庸な宗盛が頭領で居続けられたのか、(知盛や維盛に取って代わられなかったか)気になりますが、彼の思いを見て一門皆が宗盛を支えようと感じたのだろうなと思えてきました。自分も彼の郎党になって支えようという衝動が湧きました。
『平安京に帰りましょう』の後に『六波羅に帰りましょう』と重ねる、『六波羅』が彼の全てなんですね。壇ノ浦では更に評判を落としますが、それも一門のために誰よりも最後まで生き残らなければならないと思った故かもしれません。
しかし頼朝が清盛への尊敬の念を隠さなくなると、そんな宗盛の善意による還都が清盛にどうしようもない喪失感を生んでしまう、清盛への諌心が清盛を否定してしまうのもこのドラマの魅力です。
by 俊成(毒饅頭)
平清盛
第四八回『幻の都』と第四九回『双六が終わるとき』、また録画視聴で続けて観ました。
『幻の都』は何と言っても宗盛、もう言葉がありません。感心させられた場面や台詞は数あれど観ながら号泣してしまったのは初めてです。兄の重盛と比べられ自分の不甲斐なさや弱さをわかっている、だがそんな自分だからこそ誰よりも一門を大事だと思っている、そんな思いが伝わって来ました。後世からみればなぜ凡庸な宗盛が頭領で居続けられたのか、(知盛や維盛に取って代わられなかったか)気になりますが、彼の思いを見て一門皆が宗盛を支えようと感じたのだろうなと思えてきました。自分も彼の郎党になって支えようという衝動が湧きました。
『平安京に帰りましょう』の後に『六波羅に帰りましょう』と重ねる、『六波羅』が彼の全てなんですね。壇ノ浦では更に評判を落としますが、それも一門のために誰よりも最後まで生き残らなければならないと思った故かもしれません。
しかし頼朝が清盛への尊敬の念を隠さなくなると、そんな宗盛の善意による還都が清盛にどうしようもない喪失感を生んでしまう、清盛への諌心が清盛を否定してしまうのもこのドラマの魅力です。
『幻の都』は何と言っても宗盛、もう言葉がありません。感心させられた場面や台詞は数あれど観ながら号泣してしまったのは初めてです。兄の重盛と比べられ自分の不甲斐なさや弱さをわかっている、だがそんな自分だからこそ誰よりも一門を大事だと思っている、そんな思いが伝わって来ました。後世からみればなぜ凡庸な宗盛が頭領で居続けられたのか、(知盛や維盛に取って代わられなかったか)気になりますが、彼の思いを見て一門皆が宗盛を支えようと感じたのだろうなと思えてきました。自分も彼の郎党になって支えようという衝動が湧きました。
『平安京に帰りましょう』の後に『六波羅に帰りましょう』と重ねる、『六波羅』が彼の全てなんですね。壇ノ浦では更に評判を落としますが、それも一門のために誰よりも最後まで生き残らなければならないと思った故かもしれません。
しかし頼朝が清盛への尊敬の念を隠さなくなると、そんな宗盛の善意による還都が清盛にどうしようもない喪失感を生んでしまう、清盛への諌心が清盛を否定してしまうのもこのドラマの魅力です。
by 俊成(毒饅頭)
平清盛
妄想部
[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E5%AE%AE%E5%A4%A7%E8%B7%AFtitle=若宮大路]と言えば、頼朝が政子の安産を祈願して造ったというのが通説なわけですが…。
清盛「この大路を中心とした縄張り。頼朝も武士の世を作らんがため、鎌倉に新しい都を作っているのか。負けられん! (`・ω・´)」
頼朝「政子たんが無事に子供を産みますように。出来れば男の子がいいなぁ ヽ(*´∀`)ノ」
なんて感じに壮絶にすれ違っていたんではと思うと、昨日からニヤニヤが止まりません ><
[http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8B%A5%E5%AE%AE%E5%A4%A7%E8%B7%AFtitle=若宮大路]と言えば、頼朝が政子の安産を祈願して造ったというのが通説なわけですが…。
清盛「この大路を中心とした縄張り。頼朝も武士の世を作らんがため、鎌倉に新しい都を作っているのか。負けられん! (`・ω・´)」
頼朝「政子たんが無事に子供を産みますように。出来れば男の子がいいなぁ ヽ(*´∀`)ノ」
なんて感じに壮絶にすれ違っていたんではと思うと、昨日からニヤニヤが止まりません ><
平清盛
双六で天運を占うどころか、一つ望みを叶えてもらう約束を取り付けた清盛はしぶといですね。
そして、ここで立会人とかがいないのは、この二人の不思議な関係だなぁ。
そして、ここで立会人とかがいないのは、この二人の不思議な関係だなぁ。
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