るいスケさんのエントリー

おそろしい夢を見てしまった。

私は飢えを満たすためにちゅ～るをすすっていた。
家には他に食料がなく、金もない。
ちゅ～るはもちろんニャン用に買い溜めてあったもので、もう残り少ない。
ふと思う。そうだ、私がちゅ～るを食べてしまったら、ニャンの食べるものがなくなってしまうではないか。
見回すが、ニャンの姿がない。飢えでぐったりしているのだろうか。
探すが見当たらない。いつだって見つからないのだ。きっとあの陰、それともその隅。
体力の限界で這いずりながら探すが、見つからない。
そこで、ふと思い出す。いる訳がない。だって飢えた私が‥

悪夢から目覚めた私は、その気配で目を覚まし大欠伸しているニャンに平謝りし、しっかり稼ぐことと無駄遣いしないことを誓った。