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麻原彰晃死刑囚の三女・"アーチャリー"松本麗華さんが父の治療を訴え続ける理由 | AbemaTIMES
https://abematimes.com/posts/3863346

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tetora2 裁判所が出した判決を感情論と評価するのは違和感がある。法に則って治療をと言うのであれば、裁判所が出した判決を尊重するべきではないのか。法を片方で軽視し、片方で都合よく使う姿勢には共感出来ない。
deztecjp id:tetora2 松本さんは、父の受けた裁判は感情論に流されて法から外れたものだったと主張されているわけです。不当な裁判は当然に無効だという話で、矛盾はないと思いますね。同意するかどうかはまた別問題として。
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tetora2 自身も娘という立場を使った感情論を展開しているわけで、感情論で法を外れた判決が出たとの主張は筋が悪いですね。では冷静な判断が出来ないお前は黙ってろと言われて終わりです。
deztecjp 私が書いたのは、彼女の主張に「矛盾はない」ということです。「法を外れた裁判による判決」を法順守の観点から否定しているので。「法を外れた裁判」という認識に異論はあれど、「矛盾」という批判は不当。
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tetora2さんが「自分から見ると矛盾している」のを「矛盾」と批判する流儀なら、仕方ないですけど、私はなるべく、「当人の主張そのものが矛盾している」場合に限って「矛盾」と批判するようにしています。

松本麗華さんは、松本智津夫さんは本来必要な治療を受けることがかなわず、正当な裁判を受けることができなかったと認識されているわけです。だから、判決にも不服がある。きちんと治療を受けて裁判を受け直しても、結論は同じ死刑かも知れない。だけど、正当な裁判の結果なら受け入れる、ということもいっている。

この主張に、私の定義でいう「矛盾」はありません。法を遵守せよ、という一貫した主張になっています。「法から外れた裁判は認めない。法律に則り父を治療せよ」というわけです。

ここまで書いたところでレスをいただいたので。

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「法を外れた」だけなら批判などしませんよ。自身が娘の立場で感情論を振りかざしながら、判決には法を外れた感情論と批判する。いわゆるダブルスタンダードです。ちなみに私は矛盾とは一言も書いていません
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字数の都合で、一番短く書ける「矛盾」を選択したのです。しかし以下では「ダブルスタンダード」と書くことにしましょうか。

松本さんは、自分の主張に自分の感情が乗っていることを否定していません。けれども、その感情によって自分の主張が歪められているとは認識されていない。感情を排しても「松本智津夫裁判は法から外れた不当なものだった」という点に変わりはないと、松本さんは認識されていると思う。

ある主張が一面において感情論によって支持されているとしても、その主張全体が「感情論に過ぎない」かどうかは、別問題であるわけです。

日本の有権者の多数派は、松本智津夫裁判に法的正当性を認めています。私も、法的正当性がないとまではいえないと思い、消極的にであれ、正当性を認める一人です。しかしあれが不当な裁判だったという主張は、これまで数多の法曹からも提出されてきたものです。

松本さんの「あの裁判は不当だった。父の治療を行い、裁判をやり直すべき」という主張は、もちろん娘としての感情をひとつのベースとしているわけです。けれども、松本さんが最も強く押し出しているのは、「法律通りにやるべき」という主張であり、これは松本さんの感情とは別に、十分な強さを持っています。

tetora2さんは「法を片方で軽視し、片方で都合よく使う姿勢」とおっしゃるけれども、「法から外れた不当な裁判に基づく不当な判決」という批判は、法を重視するからこそ出てくる主張なのです。松本智津夫裁判への批判が主に法曹から出てきたのは、まさにそういうことであって。

例えば「取って付けたような理屈。その主張の根っこにあるもの、本質は感情論だ。自分の気持ちを満たすために、法律を道具として持ち出しているに過ぎない」と批判するなら、わからないでもないのですが、松本さんが「法を片方で軽視し」ているという批判は、根拠を欠いていると思う。

松本さんが松本智津夫裁判を不当とみなすのは感情で目が曇っているからにすぎず、松本智津夫裁判は全く正当なものであって、その裁判、その判決を受け入れないのは法律の軽視である……とtetora2さんが考えることについては、私としてはとくに何もいいたいことはありません。

ただ、それはtetora2さんの解釈というか、世界観というか、tetora2さんの主張の前提に過ぎないのであって、松本さんの主張の前提ではない。

私の流儀では、ダブルスタンダードというのは、当人の主張自体が一貫していないことをいう。あっちとこっちでいっていることが違うではないか、と。

でも松本さんはどうですか。「法を守れ」と一貫して主張されているではありませんか。

それに対して、ダブルスタンダードだといって批判するのは、無理があるとは思いませんか?

結局、「松本智津夫裁判は正当だったのか不当だったのか」が対立点なのです。感情VS法律ではない。少なくとも言葉の上では、松本さんは法律重視の姿勢を明確にしているのです。