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id:tick2tack チケットを増やせないのに、チケットの定価を抑えたい、というのは、売る側の自分勝手なのです。

宝塚を「自分とは関係ない趣味」だと思う人が多い理由の一つに「チケット価格の高さ」があります。でも、ちゃんと完売しているのだから、いいのです。今より価格を下げたって、空いている客席がないのですから、意味がない。

その「意味がない」ことをよくやっているのが、音楽業界です。ダンピングが横行しています。それは東京が電車賃をダンピングして、過剰に人口を集めているのと同じことなのです。それで東京は人気を集めて安泰かもしれませんが、周りはみんな不幸ではありませんか。

電車賃が上がっても、みな地元の電車に乗るしかないのだから、市場競争は成り立たない……tick2tackさんが仰っているのは、そういうことです。短期的には、その通りです。しかし長期的には、「東京は電車賃が高く、社員の高い通勤費用を出せない企業は東京では商売を継続できず地方へ移るしかない」という過程を経て、ちゃんと需給が一致します。

人の移動には時間がかかりますから、いきなりラッシュ時の山手線の運賃を「際限なく」上げるわけにはいかないでしょう。しかし長期的には「需給が一致するまで際限なく」上げるべきです。具体的には、ラッシュ時運賃の上限価格を「インフレ率+10%」まで、「毎年」上げることを許容する、といった基準が考えられます(一例です)。

趣味や娯楽は、企業の所在地や個人の住居よりずっと「移る」のが容易ですから、私は激変緩和措置の必要を感じません。いきなり市場価格を強制してもいいと思います。