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ヒトコト

facebookで、高校時代の知り合いが二人で久しぶりに出会ったようだった。
人生の縮図みたいなものを感じたようだった。
その中のひとりは、選択でのハングルをとっていたのだが、
私はその人が羨ましかった。
私は輕口で「選択でハングルがあるんだって。」と親に言ったものだが、
「そんなものファッションでやるのはやめなさい。カルチャースクールで
いくらでもできるじゃない。」
と強く反対された。
逆に親に英文法を進められたが、親に無理やりやらされている、
ニューヨークに魅力を感じなかった自分にとってはいわゆる苦しかった。
ここで英文法を取っているクラスメートは好きなことをやっているというよりは、
「人に退屈な選択だと思われても堅実な人生を歩む」
というタイプの人だった。
僕らの世代にとっては、アメリカやカナダに留学するのは憧れや夢の国じゃなくて
アジアに冒險心を持っていくよりは精神上の安全を求めるために行くものだから
英語を押し付けてくる親は昔の成功に酔っているようだった。
1960-70年代みたいに選択肢が欧米諸国だけですべてが完結していた時代の
考えしかないからそれにしばしば苦しめられる。
結局母親の
「ハングルはファッションだ。お前が生意氣盛りだからやめさせた」
というのは本音よりも、
「私世代のあこがれを押し付けたい」
ということを場を隠すための卑怯な言葉だと思った。
なんで親は憧れを押し付けるような態度を出るのだろうか。